Video Genome Materials

色々と苦戦中
2014/12/05

もう12月かョ。寒みー。


●Crokinole
少し前のニュースで見たのですが、宮内庁が公開した「昭和天皇実録」の中で、昭和天皇が幼少期に遊んだ遊びとして「クロックノール」というゲームが紹介されていて思い出した。これ、昔、友達の家にあって遊んだことがある。たまに思い出すことがあって、あれば欲しいなぁって思ったんだけど、何というゲームかも忘れてしまっていた。

「クロキノール Crokinole」というのですね。調べてみたら日本では「闘球盤」という名前で売られていた時期があって・・・なるほど、その友達も日本名ではそう言っていたような気がする。更に調べると闘球盤でも2種ぐらいのルールがあったり、似たゲームとして「カロム」や「キャロム」というものもある。
ただ、カロムやキャロムはビリヤードに近く、クロキノールや闘球盤はカーリングに近い感覚がある。自分が欲しいのは後者。せっかく分かったので買って遊ぼうと思って探したが、日本ではどこにも売っていない。欧米では選手権があるぐらいで割りと手に入れやすいようですが、輸入は少々厳しい模様。まぁ、ボードからして大きいし・・・(カロムは日本でも売られているようです)
友達の家にあったものは、当時でも年代物の風格があったので、誰かの手作りか闘球盤として売られたものだったのかも。闘球盤であれば、たまにヤフオクに出たり、アンティークショップに出回ることもあるようですが、なかなか手に入れるのは難しそうですナ。

う~ん。手に入らないとなると余計に遊びたくなるw。色々物色してたらスマホアプリにあった。「Croke」\200也。早速買ってみたが、悪くはない。だけど、ハングアップするバグはあるw。ルール確認にも役立つけど・・・やっぱり、いつか本物でやりたいよなぁ。


●UBUSUNA
大したことは言えませんが、たまに制作のお話には触れておこうと思ってます。
ゲームの内容については、オープンにできるような情報はございませんので、会社の方から公式なアナウンスがあるまでお待ちいただければと思います。

現在制作の方は、まだ下準備中。仮ゲームは動いていても、本制作に入る前にやることは沢山あります。小規模であればあるほど1人毎の仕事は多くなりがちですので、できるだけヘヴィな平行作業を減らすために、今回は必要最低人員で出来るだけの土台作りに時間をかけさせてもらっています。(企画とかシステム部分の制作といった事ですね)

本制作に入れば人数も増える予定ではありますが、現在頭を悩ませている問題は、デザイナーの人員不足。社内で調達できないので、外部のデザイナーに頼ることになるわけですが「3Dツール等の扱い」「絵的な方向性の一致」「ゲームの制作知識」「シューティングゲーム制作のモチベーション」を兼ね備えた人を探すのはとても難しいわけです。3DCGを扱う会社も沢山ありますが、会社とフリーランスとでは予算的な格差もあるため、そのチョイスもなかなか難しい。何年もかけて良いのであれば、自分で全部・・・って話もあるかもしれないけど、今時それはナンセンスなお話。(いや、昔でもナンセンスだったはずか・・・)

というわけで、「我こそは!」という人がいたらですね、会社の方へメールででもお声をかけていただければと思います。上記の条件を満たす必要はあるので、やる気があれば誰でもOKって話ではないですが、別に身構える程でもありませんのでよろしく。


●最近のCD・VIDEO関係
・VAN DER GRAAF GENERATOR : RECORDED LIVE IN CONCERT AT METROPOLIS STUDIOS, LONDON(CD+DVD)
これは2012年に出ていたものです。(輸入版のみ)アマゾンで2種ありますが、安い方はPALなのでNTSCの方を購入。リージョンフリーなので、DVDも普通に見られます。
「A Grounding In Numbers」発売後のライブなので、3人編成。お歳を召した渋さはあるものの、良くも悪くもあまり変わってない印象。ブレが無い。音楽的な完成度より、精神性を追求したような表現手段がこのバンドの持ち味な気がするので、これはVAN DER GRAAF GENERATORという芸能なのだなあと思う。
一般的には取っ付き難い音楽だと思うけど、好きな人は徹底して好きなのも良く分かります。内容的には新旧の曲をバランス良くという感じで好印象。3人編成の「Man-Erg」もストレートな感じでなかなか。

・YES : Relayer (CD+Blu-ray)
Steven Wilsonのリミックス3弾目。「Close To The Edge」では、良し悪しは別としてカットされていたコーラス部分を復活させたり、あえてオリジナルとは変えた印象があったのですが、2弾目の「The Yes Album」と今回の「Relayer」は、オリジナルからあまり変化させない方向でミックスされています。当然、音自体は聞き比べれば違うのですが、丁寧に聞きやすいサウンドバランスで調整されている印象。
Blu-rayには、色々なバージョンも収録されていますので、過不足ない内容になっていると思います。

内容については今更語るような事もないのですが、あらためて聞いてもPatrick Morazって、曲中での音色選択が的確で上手いよなぁと思う。個人的に「Relayer」は、好きなYESのアルバムベスト3に入るので、現時点でのチョイスはとてもありがたいです。

・GENESIS : SUM OF THE PARTS (Blu-ray)
ジェネシスはすごく好き。でも、これはゴミとしか言いようが無い。つまらない上に、ちゃんとヒストリーとして作る気があったのかさえ疑わしい。ジェネシスをあまり知らない制作者がウィキペディアに記載されている程度の知識を元に突貫で作ったものとしか思えない内容。
初期メンバー5人が一堂に会したというのが今回の強みであったはずなのですが・・・これならば、5人でそれぞれの時代の映像を見ながら座談会をしてもらった物をまとめた方が、よほど面白い話が聞けたのではないかと思います。
史上初のオフィシャルヒストリーという触れ込みですが、90年代にVideoやLDで出ていた「ザ・ストーリー・オブ・ジェネシス」(A HISTORY GENESIS)は違うのだろうか?いまだにLDを持っていますが、こちらの方が出来は良いです。
「レアな映像」というのも既出のものばかりをチラリと見せる程度なので驚くものは何も無いし、メンバー同士の人間関係は計り知れないものの、Steve Hackettの扱いは本人達もおかしいと思わなかったのだろうか?

また、ローカライズとしては、字幕がデカイ割に早すぎて読めないし、場面によって左・右・下と字幕の場所がバラバラで読みにくく、酷いところでは左右両方同時に字幕が出る乱暴な作り。もちろん、これは元映像の編集にも問題があるが、4~5千円も出して見る必要はないと思う。

・Peter Gabriel : BACK TO FRONT  Live in London (Blu-ray)
上記ジェネシスのヒストリーが酷かったからという事ではなく、純粋にPeter Gabrielのライブビデオとして素晴らしい出来だと思う。音処理や解像度の恩恵なのか、この空気感は今までのビデオではなかなか味わえなかったような気もします。
ライブは3部構成になっており、1部はアコースティックなアレンジ構成。2部はバンドサウンド構成、3部は5枚目のアルバム「So」の全曲演奏という内容。

個人的には選曲などの面から「GROWING UP LIVE」が現時点でベストですが、衰えを知らないPeterの声、渋いTony Levinのベース、円熟したアレンジを聞かせてくれる今回のライブも素晴らしいです。
輸入版しか出ていませんが、これがアマゾンで1900円とはお買い得。Peter Gabrielが好きならオススメ!

・PINK FLOYD : The Endless River (CD+Blu-ray)
1994年制作「Division Bell」のセッション・アウトテイクスを元に制作されたとの事。ボーカル曲が1曲だけなので、少々面食らいます。クオリティは高く、良質のアンビエント+αであることは事実ですし、曲が繋がっていることから「A Saucerful Of Secrets」のような大作インスト曲の雰囲気を感じられる部分もあります。ただ、「The Dark Side Of The Moon」以降の流れを期待して、「フロイドの新作だ!」ということだけで飛びつくと肩透かしを食らうかもしれないといったところ。

Richard Wrightへのトリビュートということでもあるらしく、なるほどサイケなFarfisa系のオルガンやシンセの音色は初期~中期のそれを感じますし、楽曲を聞いていくと色々な時代のフロイドサウンドを感じさせる部分があり、それがコンセプト的なものかどうかは分かりませんが、足跡を辿る走馬灯のような・・・あるいは、肩の力を思いっきり抜いたカーテンコールのような・・・そんな雰囲気を醸し出しているようにも感じられます。

フロイド初心者に勧めるようなアルバムではないけど、たまに聞くには結構良いんじゃないかと。Blu-rayの方は、ファン向けのオマケと思った方がいいですね。


3D Thunder Blade
2014/08/24

今回はグラフィック関係の仕事だけですが、先日までお手伝いしてましたNINTENDO 3DSのダウンロードソフト「3D Thunder Blade」(SEGA)が発売されました。

サンダーブレードと言っても、私も大学生の頃に何度かプレイしたことがあったという程度でして、今回仕事で携わるまであまり細かい事を憶えてませんでした。
筐体があのようなものでしたから、操縦桿レバーが体重分に重いことと、レバーを倒すたびに金属が擦れて「キーッ、キーーッ」と鳴っていた事の方が記憶に残ってます。ゲームのサウンドよりこの「キーッ」という音の方が大きかったので、1人で遊んでいるとちょっと寂しくなっちゃたり・・・他人に見られると恥ずかしくなっちゃたり・・・というw

筐体でプレイすると結構しんどいゲームではあるのですが、3DSのアナログパッドだと筐体のレバーを倒す力もいらないですし、何しろクイックな動きができますので、当時あまりプレイできなかった方も、この機会に最後までプレイして楽しんでいただければと思います。
初の完全移植に加え、3D立体視にグレードアップ、新しいスペシャルモードも追加された今回のサンダーブレード。青春の思い出として・・・またまた、娯楽のお供や通勤のお供に、お一ついかがでしょうか?


新作「ウブスナ UBUSUNA」について
2014/08/13

このページを見に来てくれている方は、すでにご存知の事と思いますが、私もエムツーに所属して1年以上経ちました。現在、エムツーでの私のお仕事は、言わば遊撃隊のようなもので、様子に応じてプロジェクトを手伝ったり、新しいプロジェクトについて考えたり、準備をしたりといった雑多なものです。
これは、何かをやるのであれば会社のやり方や人や雰囲気を理解してから、という私個人としての希望でもありましたし、社長である堀井からのオーダーの1つでもありました。

そういった期間を経て「時は満ちたッ!」というわけでもありませんが、今日は会社からの了解も得て、少しだけ新作のお話。
と言っても、リリース予定は、まだまだ先ですので気長にお待ちいただければと思います。

もはや驚く事もないかと思いますがゲームジャンルは「シューティングゲーム」です。これは、以前ここで何度かお話したことのある「50YW」という企画、ゲームシステムを母体としてブラッシュアップしています。現在、プロトタイプを作って仕様調整を行っていますが、ゲームシステムに大きな変更は無い分、世界観やストーリーなどは、本来あるべき形に書き直していますので、50YWという設定・世界は無くなります。

プラットホームは、「PlayStation 4」ダウンロード販売の予定。マルチプラットホームの可能性が無いとは言わないですが、今は制作規模的にも予算的にも1つに絞るつもりです。後から移植などの話が出ても、私が今いるのはエムツーですので心配していません。
本制作に入るまでには、まだ一つ一つ準備しなければならない事が沢山ありますので、本当にこれからという感じではありますが、きっと皆、頑張る予定。

本来は、このレベルで公表はしないのでしょうが、社長の堀井が次のように申しておりました。「シューティングを買ってくれるような人なら、早く発表してもきっと待っていてくれますよ」との事。
私個人としても、いつも駄文しか書いていないにもかかわらず、いつもこのウェブサイトを見に来てくれている皆様が少しでも喜んでくれたら嬉しいです。でも、次回からは、また駄文に戻るんですけど・・・

●雑記を修正
早速の駄文です。雑記がバグっている上に書きにくくて仕方が無かったわけですが、妻に頼んで直してもらいました。でも、これで沢山書き込まれる・・・と思ったら大間違いだヨ。更新数が少ないのは俺が面倒くさがって書かないせいだもん!


キンゴジを見た。
2014/07/21

あれ?こんなんだったっけw いや、何か違うような気がして・・・これでいいんだっけ。あ、チャンピオンまつり版が入ってる。熱海城のすべて・・・あぁ、まぁ・・・ねw


●近況
最近、新しいツールを導入したり、色々と技術研究の時間を多めに取っていたりします。この業界の技術は日進月歩なわけで、新しい技術を使ったつもりでも、ゲームを発売する頃には当たり前の機能になっていたりという事も多いです。それでも、無知・無力であるよりも使える選択肢は多い方が良いわけで、何とかせんとなーと錆付いた頭で考える日々。

仕事は・・・してるよw
先日まで、グラフィックのお手伝いをしていたタイトルも近いうちに発表されると思うし。その次は少し長くなりそうかな・・・というぐらいには。と、余裕ブっこいているように見えるかもしれないけど、すでにテンパって放心・・・じゃんよw
ま、なるようになるョ。


●Arturia : MINIBRUTE SE
先日、久しぶりにアナログシンセを購入。忙しいので、まだあまり触れてないのですが、オシレーターレベルで音を作り込めるシンセはとても好き。そういった面でこのMINIBRUTEは1VCOにも係わらず、各波形をミキシングするタイプですので2VCOのような、結構多彩な音作りが可能。

オシレーターの波形にはそれぞれ付加されたパラメータがあります。ノコギリ波にはUltrasaw(RolandのSuperSawのような感じではなく、2VCOのデチューンぐらいの感じ)。矩形波にはPWMが付加されているのですが、特に三角波に付加されたMetalizerはとても良いです。通常はおとなしめな三角波にメタリックな響きを加えて過激な音変化を得られるのですが、Filter Envにアサインできるので、スイープさせてFMやウェーブテーブルのような感じのサウンドが作り出せたりします。波形を混ぜた時のニュアンスも良い感じです。

フィルターはSteiner Parkerというタイプの2ポールマルチモードフィルターなのですが、私はMOOGやProphetなどのタイプに慣れているせいか、まだあまり特徴を感じていません。2ポールということもあるでしょうが、割とあまめに掛かる感じかな?とは思います。マルチモードやクセを感じる所まで使いこなしてはいませんので、決して悪いということではないですよ。

全体的には、やはりアナログ。音が太いです。(と書くと誤解を招く可能性があるので補足しますが、私が「太い」というのは音の距離感の事です。太い=音が耳元で鳴る(近い)。細い=少し離れた所から鳴っている(遠い)ということです。良し悪しは別として)
ただし、出音の質という意味で値段相応な部分はあります。周波数的な特性、PWMの変調範囲、レゾナンスの自己発振などなど、値段の高いアナログシンセとは差のある部分があるのも事実だと思います。ただ、それを差し引いても個性的で面白い部分がありますので、使い方次第で良い感じになりそうです。

また、今回はSEということで、少し部品が良くなっているのでしょうか?コストダウンした機材にありがちなノブのグラつき、ガタつきなどはまったくなかったです。ただ、鍵盤は「う~ん」という感じ。特に鍵盤の戻りが遅めのグニュっとした感じであまり気持ち良い鍵盤ではありません。

暇ができたらデモなんか作ってみたいなぁとは思うのだけど、シンセって音作って遊んでる時が一番楽しくて、曲作ると平凡になっちゃうことが多いんだよねw


●最近のCD
The Who : Quadrophenia Live In London

最近はあまりプログレ関係でピンと来るものがないので(あまりチェックもしてないけど)色々と雑食状態なのですが、今日はCDではなくてライブのBlu-ray。The Who : Quadrophenia Live In Londonを視聴。

日本版は「四重人格ライヴ&モア」として、Blu-ray(Video)+DVD+Blu-ray Disc Audio+2SHM-CDなどが諸々入った内容で7月30日に発売されますが、結構お値段も張りますのでコレクション的なこだわりがなければ、すでに単品で発売中の輸入版で良いかと思います。
以前、1996年のライブを収録していたDVDが出ていましたが、こちらはステージのバックスクリーンに流された映像がメインで、アルバムの内容を理解したい人向け(かな?)。今回は、それらイメージ映像をオーバーラップさせながらもライブ中心の映像になっています。

内容は2013年にロンドンでおこなわれた「Quadrophenia」(1973)の再現ライブです。Pete Townshend、Roger Daltreyの2人も、もう結構なお歳なわけですが、特にアレンジがされているわけでもないのに不思議と古さを感じさせないのは、やはり曲の良さなんでしょう。お祭りとして楽しむべき。