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・現在、有限会社エムツーにて、新作シューティングゲーム「ウブスナ UBUSUNA」を開発中。

・NOTEBOOK更新 : 2023年 (2023/12/23)

・NOTEBOOK更新 : 2022年 (2022/12/29)


 

NOTEBOOK


3D Thunder Blade
2014/08/24

今回はグラフィック関係の仕事だけですが、先日までお手伝いしてましたNINTENDO 3DSのダウンロードソフト「3D Thunder Blade」(SEGA)が発売されました。

サンダーブレードと言っても、私も大学生の頃に何度かプレイしたことがあったという程度でして、今回仕事で携わるまであまり細かい事を憶えてませんでした。
筐体があのようなものでしたから、操縦桿レバーが体重分に重いことと、レバーを倒すたびに金属が擦れて「キーッ、キーーッ」と鳴っていた事の方が記憶に残ってます。ゲームのサウンドよりこの「キーッ」という音の方が大きかったので、1人で遊んでいるとちょっと寂しくなっちゃたり・・・他人に見られると恥ずかしくなっちゃたり・・・というw

筐体でプレイすると結構しんどいゲームではあるのですが、3DSのアナログパッドだと筐体のレバーを倒す力もいらないですし、何しろクイックな動きができますので、当時あまりプレイできなかった方も、この機会に最後までプレイして楽しんでいただければと思います。
初の完全移植に加え、3D立体視にグレードアップ、新しいスペシャルモードも追加された今回のサンダーブレード。青春の思い出として・・・またまた、娯楽のお供や通勤のお供に、お一ついかがでしょうか?


新作「ウブスナ UBUSUNA」について
2014/08/13

このページを見に来てくれている方は、すでにご存知の事と思いますが、私もエムツーに所属して1年以上経ちました。現在、エムツーでの私のお仕事は、言わば遊撃隊のようなもので、様子に応じてプロジェクトを手伝ったり、新しいプロジェクトについて考えたり、準備をしたりといった雑多なものです。
これは、何かをやるのであれば会社のやり方や人や雰囲気を理解してから、という私個人としての希望でもありましたし、社長である堀井からのオーダーの1つでもありました。

そういった期間を経て「時は満ちたッ!」というわけでもありませんが、今日は会社からの了解も得て、少しだけ新作のお話。
と言っても、リリース予定は、まだまだ先ですので気長にお待ちいただければと思います。

もはや驚く事もないかと思いますがゲームジャンルは「シューティングゲーム」です。これは、以前ここで何度かお話したことのある「50YW」という企画、ゲームシステムを母体としてブラッシュアップしています。現在、プロトタイプを作って仕様調整を行っていますが、ゲームシステムに大きな変更は無い分、世界観やストーリーなどは、本来あるべき形に書き直していますので、50YWという設定・世界は無くなります。

プラットホームは、「PlayStation 4」ダウンロード販売の予定。マルチプラットホームの可能性が無いとは言わないですが、今は制作規模的にも予算的にも1つに絞るつもりです。後から移植などの話が出ても、私が今いるのはエムツーですので心配していません。
本制作に入るまでには、まだ一つ一つ準備しなければならない事が沢山ありますので、本当にこれからという感じではありますが、きっと皆、頑張る予定。

本来は、このレベルで公表はしないのでしょうが、社長の堀井が次のように申しておりました。「シューティングを買ってくれるような人なら、早く発表してもきっと待っていてくれますよ」との事。
私個人としても、いつも駄文しか書いていないにもかかわらず、いつもこのウェブサイトを見に来てくれている皆様が少しでも喜んでくれたら嬉しいです。でも、次回からは、また駄文に戻るんですけど・・・

●雑記を修正
早速の駄文です。雑記がバグっている上に書きにくくて仕方が無かったわけですが、妻に頼んで直してもらいました。でも、これで沢山書き込まれる・・・と思ったら大間違いだヨ。更新数が少ないのは俺が面倒くさがって書かないせいだもん!


キンゴジを見た。
2014/07/21

あれ?こんなんだったっけw いや、何か違うような気がして・・・これでいいんだっけ。あ、チャンピオンまつり版が入ってる。熱海城のすべて・・・あぁ、まぁ・・・ねw

●近況
最近、新しいツールを導入したり、色々と技術研究の時間を多めに取っていたりします。この業界の技術は日進月歩なわけで、新しい技術を使ったつもりでも、ゲームを発売する頃には当たり前の機能になっていたりという事も多いです。それでも、無知・無力であるよりも使える選択肢は多い方が良いわけで、何とかせんとなーと錆付いた頭で考える日々。

仕事は・・・してるよw
先日まで、グラフィックのお手伝いをしていたタイトルも近いうちに発表されると思うし。その次は少し長くなりそうかな・・・というぐらいには。と、余裕ブっこいているように見えるかもしれないけど、すでにテンパって放心・・・じゃんよw
ま、なるようになるョ。

●Arturia : MINIBRUTE SE
先日、久しぶりにアナログシンセを購入。忙しいので、まだあまり触れてないのですが、オシレーターレベルで音を作り込めるシンセはとても好き。そういった面でこのMINIBRUTEは1VCOにも係わらず、各波形をミキシングするタイプですので2VCOのような、結構多彩な音作りが可能。

オシレーターの波形にはそれぞれ付加されたパラメータがあります。ノコギリ波にはUltrasaw(RolandのSuperSawのような感じではなく、2VCOのデチューンぐらいの感じ)。矩形波にはPWMが付加されているのですが、特に三角波に付加されたMetalizerはとても良いです。通常はおとなしめな三角波にメタリックな響きを加えて過激な音変化を得られるのですが、Filter Envにアサインできるので、スイープさせてFMやウェーブテーブルのような感じのサウンドが作り出せたりします。波形を混ぜた時のニュアンスも良い感じです。

フィルターはSteiner Parkerというタイプの2ポールマルチモードフィルターなのですが、私はMOOGやProphetなどのタイプに慣れているせいか、まだあまり特徴を感じていません。2ポールということもあるでしょうが、割とあまめに掛かる感じかな?とは思います。マルチモードやクセを感じる所まで使いこなしてはいませんので、決して悪いということではないですよ。

全体的には、やはりアナログ。音が太いです。(と書くと誤解を招く可能性があるので補足しますが、私が「太い」というのは音の距離感の事です。太い=音が耳元で鳴る(近い)。細い=少し離れた所から鳴っている(遠い)ということです。良し悪しは別として)
ただし、出音の質という意味で値段相応な部分はあります。周波数的な特性、PWMの変調範囲、レゾナンスの自己発振などなど、値段の高いアナログシンセとは差のある部分があるのも事実だと思います。ただ、それを差し引いても個性的で面白い部分がありますので、使い方次第で良い感じになりそうです。

また、今回はSEということで、少し部品が良くなっているのでしょうか?コストダウンした機材にありがちなノブのグラつき、ガタつきなどはまったくなかったです。ただ、鍵盤は「う~ん」という感じ。特に鍵盤の戻りが遅めのグニュっとした感じであまり気持ち良い鍵盤ではありません。

暇ができたらデモなんか作ってみたいなぁとは思うのだけど、シンセって音作って遊んでる時が一番楽しくて、曲作ると平凡になっちゃうことが多いんだよねw

●最近のCD
The Who : Quadrophenia Live In London

最近はあまりプログレ関係でピンと来るものがないので(あまりチェックもしてないけど)色々と雑食状態なのですが、今日はCDではなくてライブのBlu-ray。The Who : Quadrophenia Live In Londonを視聴。

日本版は「四重人格ライヴ&モア」として、Blu-ray(Video)+DVD+Blu-ray Disc Audio+2SHM-CDなどが諸々入った内容で7月30日に発売されますが、結構お値段も張りますのでコレクション的なこだわりがなければ、すでに単品で発売中の輸入版で良いかと思います。
以前、1996年のライブを収録していたDVDが出ていましたが、こちらはステージのバックスクリーンに流された映像がメインで、アルバムの内容を理解したい人向け(かな?)。今回は、それらイメージ映像をオーバーラップさせながらもライブ中心の映像になっています。

内容は2013年にロンドンでおこなわれた「Quadrophenia」(1973)の再現ライブです。Pete Townshend、Roger Daltreyの2人も、もう結構なお歳なわけですが、特にアレンジがされているわけでもないのに不思議と古さを感じさせないのは、やはり曲の良さなんでしょう。お祭りとして楽しむべき。


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